ヒーラーとはなんぞや・・・教えてくれたオラクルカード

ある有名企業の担当者さんがうちの会社に来ました。

その企業さんと一時的なお付き合いをする必要があり、お呼びしたのです。

お付き合いする際、うちがその会社の審査を通る必要があり、その担当者さんは、うちがどういう会社かを見るつもりで来られました。


しかし、彼は最初から明らかに「スピリチュアル」という言葉に懸念を抱いており、うちの会社を怪しんでいました。


私は「スピリチュアル」という言葉はすでに市民権を得ていると思っていたのですが、それは世間知らず故だったのですね。


まだまだ世間はスピリチュアルという言葉を怪しいもの、宗教まがいと同等視する人が多いのだと今回わかりました。


実際にどんな商品を販売しているのかを見ていただこうと、エッセンスやオラクルカード、メモリーオイルなどを彼の前に並べたのですが、ちらっと見るだけで手にとろうともしませんでした。


そして次に彼が口にしたのは、婉曲な言い回しでしたが、つまるところこういう質問でした。


「お宅は霊感商法で高額な商品を売りつけてお客から訴えられたりしてませんか?」

エッセンスに代表されるスピリチュアルグッズは、結局は自分で自分を癒すために利用するツールにすぎません。その人の自由意思が介在します。生かすも殺すもあなた次第。


なのに他力本願的に縋り付く霊感商法と一緒にされたのがショックでした。


彼は常に無表情でした。こともなげにそのような質問を発した後、視線を落として手帳にサラサラとメモをとりながら、つぶやくようにこう言いました。


「僕の大学時代の親友がですね、こういった霊感商法に引っかかり、高い壺を買わされたりしてたんですよ」


無表情のままだったが、書き終わると同時にボールペンをひっくり返し、強く手帳にトントンッ!と叩きつけた。



その後もお互い和やかに紳士的に話を進めましたが、なんというか、皮一枚ほどの見えない障害物があるようで、なんだか腹の底から打ち解けない煮詰まった感が漂い続けました。


やがてお互い話が尽きそうになった頃、彼がふと、「これは何ですか?」とテーブルに置いていたオラクルカードを初めて指差したのです。


そのオラクルカードはドリーン・バーチューの最新作「ライフパーパスオラクルカード」でした。


あなたの魂が最も輝く道、つまり生まれてくる前に天使と約束して決めた人生の目的やこの世での使命を教えてくれるカードです。


試しに彼に1枚引いてもらいました。


頼むぞーー、ライフパーパス!ここで彼がびっくりするようなドンピシャリのカードを出して度肝を抜いてやれ!


彼が引いた1枚のカードとは・・・


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「Healer (ヒーラー)」!?


くあぁーーーーっ!やっちまったよ、ライフパーパスオラクルカード!!このバカタレがっ!

なんでよりによってこんなカードを出すんだよ。ああ、もうダメだ、審査は通らないかも。

オラクルカードは今までいろんな奇跡的なドラマを私に見せてくれました。なのに・・・なのに・・・名誉挽回のこの大事なときに、よりによってハズしやがって・・・(憎々しげ)


「ヒーラーですか?ははっ。」


彼は小さく笑いながら小馬鹿にしたように指2本ではさんだカードをピラピラ振った。


内心唇を噛む私。日本語解説版を手渡しながら「なんでこんなカードが出たのか、私もびっくりです。」とつい、本音がポロリ。


このカードの解説はこう書かれてあった。


“あなたは医術・治療の才能を持ちそれを人に施したいと心から思っています”

「このカードはあなたは医療・治療に携わる人だと告げています。
治療を施す能力は誰にでもありますが、あなたには並はずれた力があります。
生きとし生けるものは他者のために聖なる愛と光を放ちます。(著作権の関係で以下省略。)」



ところが。笑いながら読み始めた彼の表情がサッと変わった。


真剣な面持ちで食い入るように解説版を読みこんでいる。


そして解説版とカードをテーブルの上に静かに置いた。


うつむいていた彼が顔を上げた。その面持ちは先ほどとは違い、とても真剣で謙虚さがにじみ出ていた。


「僕は・・・実は前からお年寄りのお役に立ちたいと思っていたんです。

それもお金の面でです。

今回の震災で家や土地、財産を失ったお年寄りもたくさんいたでしょう?その人たちがお金の面でこれ以上苦労しないで安心して余生を暮せるように、何か手助けしてあげたいと思ってたんです。

年金や保険のことをわかりやすく説明したり、資産運用の相談に乗るなど、僕でよかったらそういうことでお役に立ちたいんです。」


そして無言でカードや解説版をじーーっと見入った。


びっくりです。
だってこのオラクルカードにはどこにも資産運用だとかファイナンシャルプランナーになれとか、お年寄りを助けてあげなさいなんて、書いていない。

治療をして助けてあげるヒーラーのことしか言及していない。


けれど、彼は彼にしかわからない深いメッセージをこのカードから見事にくみ取り、感得したのだと思う。



それにしても・・・。ヒーラーって、何とかヒーリングだとか何とかセラピーだとかで人を癒すのがヒーラーだと思っていました。


違う。人を救いたいと思い、行動する人は、誰でもヒーラーなのよ!



「○○さんは・・・本当は人を救いたいのですね?」と私が言うと、彼はちょっとはにかんで首を左右に軽く振った。


「そんな・・・人を救うだなんておこがましい。でも、今の仕事に全く不満はないのに、何か手ごたえを感じなかったんです。」


そして彼はしみじみとこう言った。


「いいですねー、このカード。いやー、本当にいいカードだ。。。。

下手な自己啓発書なんかより、よっぽどいい。

メッセージを受け取る側は自分の心を縛られることがなく自由に受け取れるし。

何か教義を押し付けられることもないし。それにメッセージが明るくて前向きだし。

いやー・・・いいですねー・・・オラクルカード。」


明らかにそれまでとは空気が変わっていた。


こうして彼は立ち去った。


翌日彼から電話が。


「審査の件ですが、本来は上層部に通して審査をするところ、通さないで僕の一存でOKとします。だから大丈夫です」


思いがけずハードルを超えることができました。


ライフパーパスオラクルカード、あんなに情け容赦なくののしってごめんね。(;_:)
反省してます。<(_ _)>
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by euffy | 2012-02-06 17:33 | オラクルカード


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